久古が新守護神に浮上!荒木コーチ「久古は最高です」

[ 2011年8月16日 06:00 ]

 ヤクルトは守護神・林昌勇を腰痛で欠く中、新人左腕・久古(きゅうこ)が抑え候補に急浮上した。荒木チーフ兼投手コーチは「左が並ぶ時はいくと思う。彼には独特の良さがあるしイニングをまたげる。久古は最高です。1年目であんな凄い選手はいない」と信頼を置いた。

 ドラフト5位の久古は左横手から繰り出す独特の球筋が魅力で、1年目ながら35試合に登板。新人では巨人・沢村、広島・福井と並ぶ5勝(1敗)を挙げ、9ホールド、防御率2・10と好成績を残している。代役守護神候補の一人、バーネットが14日の阪神戦で2/3回4安打2失点と炎上したことで、久古にかかる期待は大きい。チームメートの七条らと争う新人王も十分圏内の左腕。1月の新人合同自主トレ前日に右足首を捻挫して「持ってない男」とされたのは昔の話。いまや「持ってる男」がチームの危機を救う。 

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2011年8月16日のニュース