中野園子コーチもビックリの坂本銅「ワリエワのそういうところを見たことがなかったので」

[ 2022年2月18日 01:05 ]

北京五輪第14日 フィギュアスケート女子フリー ( 2022年2月17日    首都体育館 )

中野園子コーチ(右)と撮影する坂本花織(AP)
Photo By AP

 フィギュアスケート女子で坂本花織(21=シスメックス)が銅メダルを獲得し、幼少期から指導する中野コーチも「想定していなかった」と驚いた。

 「こういうこともあるんだなと。トルソワの演技が終わった時点で、あと2人、素晴らしい選手がいますし、ワリエワのそういうところを見たことがなかったので。必ずいつもパーフェクトの演技をする選手ですから。4位だなと思っていたので」

 団体戦SP、個人戦のSPに続く演技。2人ともスピード感には納得していなかったが「(団体戦と個人戦SPと)3回ともジャンプを全部跳べたのは偉かった」と称えた。

 長く指導してきた教え子が銅メダルという勲章を得た。一つの成果を出した今、その先も見据えている。

 「もっともっと上を、違う色のメダルを狙っていってほしい。これで、もっと難しいジャンプも頑張って練習すると思う。それが入るようになれば、4年後はもうちょっと上が狙えるんじゃないかと私が勝手に思っています」

続きを表示

2022年2月17日のニュース