タイガー・ウッズが会見　交通事故から1年　復帰へのメドは立たず

16日に記者会見で「現況」を説明したタイガー・ウッズ（AP）
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　昨年2月23日に引き起こした自動車事故で右脚に重傷を負ったタイガー・ウッズ（46）が16日、自身の財団が運営する「ジェネシス招待」の会見に出席。負傷後の“現況”について語ったが、本格的な復帰へのメドはまだ立っていないことを明らかにした。

　ウッズはすでに数回の手術を受けているが「今後の予定は言えない。回復はしているが、それは自分が望んでいるような状態ではない」と笑顔をのぞかせながらも、本格的な練習には至っていないことを説明。「トレッドミルの上を歩くのは簡単だが、起伏のあるゴルフコースでそれはできない」として、依然として歩行訓練を続けている“日常生活”について語った。

　ゴルフをやるにも多くの“制限”があることを吐露。「右足のつま先に体重をかけることはできない。だからチップショットやパット、ショートアイアンは可能でも、（フルショットによる）ロングゲームはできない」とツアー復帰への道が険しいものであることを認識していた。