坂本花織が銅!樋口5位、河辺23位 ROCシェルバコワが逆転の金 SP首位ワリエワはミスミス号泣4位

[ 2022年2月17日 23:41 ]

北京五輪第14日・フィギュアスケート女子フリー ( 2022年2月17日    首都体育館 )

表彰式の3選手。(左から)銀メダルのアレクサンドラ・トルソワ、金メダルのアンナ・シェルバコワ、銅メダルの坂本花織(ロイター)

 フィギュアスケート女子フリープログラム(FP)が行われ、ショートプログラム(SP)3位だった坂本花織(シスメックス)は自己ベストの153・29点をマーク。合計233・13点で銅メダルとなった。SP2位だったアンナ・シェルバコワ(17=ROC、ロシア・オリンピック委員会)が175・75点をマークして合計255・95点で重圧を乗り越えての大舞台で金メダルを獲得した。

 SP5位の樋口新葉(明大)はFPでもトリプルアクセルを決めて140・93点をマーク。合計214・44点で5位となった。五輪初出場の河辺愛菜(木下アカデミー)は104・04点、合計は166・73点で23位となった。

 SP首位だったカミラ・ワリエワ(15=ROC、ロシア・オリンピック委員会)はドーピング問題に揺れる中でジャンプでミスが相次ぎ141・93、合計224・09点で4位。シニアでの大会で初めて1位となることができず、得点が発表されると泣き崩れた。

 SP4位だったアレクサンドラ・トルソワ(17=ROC、ロシア・オリンピック委員会)は自己ベストを10点以上上回る177・13点。合計でも自己ベストの251・73点の高得点で銀メダルを獲得した。ROC勢に割って入った坂本が日本女子では、10年バンクーバー大会で銀メダルを獲得した浅田真央以来のメダル獲得となった。

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