大阪学院大ゴルフ部が芳賀電機とサポーター契約 一般企業と大学ゴルフ部の同種契約は日本初

[ 2022年2月17日 14:25 ]

サポーター契約を結んだ大阪学院大ゴルフ部の白井義雄部長(左)と芳賀電機の芳賀清代表取締役社長(右)
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 大阪学院大ゴルフ部は技術商社「芳賀電機」(本社・大阪府吹田市、芳賀清代表取締役社長)とサポーター契約を結び、17日、同社で締結式を行った。契約期間は今年4月1日から3年間。契約金は未公開。今後、同大ゴルフ部は同社のロゴマークの入った帽子を着用してプレーし、同社から遠征費などの提供を受ける。

 今年1月からゴルフのアマチュア資格規則が変更され、アマチュアのスポンサー契約が可能になった。これを受け、同年1月に世界アマチュアランキング1位・中島啓太(21=日体大3年)が米国の大手マネジメント会社エクセルスポーツマネージメント社と契約を結んだ例はあるが、日本で一般企業と大学のゴルフ部がスポンサー契約を結ぶのは初めて。

 大阪学院大ゴルフ部は国内屈指の強豪。男子チームは2015、2016、2019年と3度団体戦日本一に輝き、関西大学リーグ戦1部では現在22連覇中。これまでに男女合わせて約40人のプロゴルファーを輩出し、その中には2021年日本ゴルフツアー選手権など国内男子ツアー2勝の木下稜介(30=ハートランド)、亀代順哉(27=フリー)らがいる。昨年の国内男子のツアー最終予選会では昨年の日本学生を制した同大3年の平田憲聖(21)が2位に入り、現役大学生プロ誕生と話題を呼んだ。

 芳賀電機と同じ吹田市を拠点にする大阪学院大ゴルフ部の白井義雄部長は「吹田から世界へ羽ばたく選手を育てていきたい。北京オリンピック開催中ですが、将来はオリンピックで金メダルを獲れるような選手を」とあいさつ。芳賀電機の芳賀社長は「大学とのスポンサー契約は初めて。シナジー効果が生まれ、社員にもいい刺激になるのではないか」と話した。

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2022年2月17日のニュース