ウィザーズがペイサーズに敗れる 足首捻挫の八村は欠場 ラプターズの渡辺に出場機会なし

[ 2022年2月17日 13:08 ]

ティンバーウルブスのベバリーにマークされるラプターズのシアカム(AP)
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 NBA東地区全体11位のウィザーズは16日、敵地インディアナポリス(インディアナ州)で同13位のペイサーズに106―113(前半51―56)で敗れて26勝31敗。カイル・クーズマ(26)が今季の自己最多に並ぶ6本の3点シュートを決めて26得点と15リバウンドをマークしたものの、14日のピストンズ戦で右足首を痛めていた八村塁(24)は欠場した。

 ウィザーズの3点シュート成功は37本中17本で4試合ぶりに成功率は40%台(45・9%)に乗ったが、ペイント内での得点では36―74と大差をつけられた形。残り42・9秒、今季自己最多の27得点を記録したケンタビアス・コールドウェルポープ(28)が3点シュートを決めたところで103―105とまだ勝機を残していたが、結局ペイサーズに振り切られた。

 勝ったペイサーズは20勝40敗。3点シュートの成功は20本中4本だけだったが、フィールドゴール(FG)の成功率はウィザーズが42・9%だったのに対して54・2%と大きく上回って連敗を7でくい止めた。この日は故障者続出で8人のみで応戦。ガードのタイリース・ハリバートン(21)が21得点と14アシスト、バディー・ヒールド(29)も15得点と7アシスト、センターのトリスタン・トンプソン(30)も17得点を稼ぐなどキングスからトレードされてきた3選手が活躍して1月31日のクリッパーズ戦以来となる白星をものにした。

 東地区全体7位のラプターズは敵地ミネアポリス(ミネソタ州)で西地区全体7位のティンバーウルブスに103―91(前半49―51)で勝って32勝25敗。球宴リザーブに選出されているフレッド・バンブリート(27)は膝を痛めて欠場したが、3試合ぶりに勝利を収めた。

 ゲイリー・トレントJR(23)がチーム最多の30得点、パスカル・シアカム(27)は17得点と8リバウンド、9アシストを記録。スパーズから移籍してきたベテラン・フォワードのサディアス・ヤング(33)は新天地2戦目で21分出場し、10得点と5リバウンド、1ブロックショットをマークしたが、渡辺雄太(27)に出場機会はなかった。

 ティンバーウルブスは3連勝を逃して31勝28敗。なおラプターズは球宴前の全日程を終了したが、ウィザーズは17日にネッツと対戦を残している。

 一方、東地区全体6位のセルティクスは地元ボストン(マサチューセッツ州)で8連敗中だったピストンズに111―112(前半52―48)で競り負けて34勝26敗。連勝は9でストップした。

 ピストンズは13勝45敗。ドラフト全体トップで指名されたケイド・カニングハム(20)が20得点と8リバウンド、6アシストをマークし、1月30日のキャバリアーズ戦以来の勝利となった、

 また西地区全体3位のグリズリーズも地元メンフィス(テネシー州)でトレイルブレイザーズに119―123(前半57―68)で敗れて41勝19敗。球宴で先発するジャー・モラント(22)が44得点と11アシストを挙げたもののチームの連勝は6で止まった。

 勝ったトレイルブレイザーズは25勝34敗。6連敗のあと3連勝を飾っている。

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