河辺愛菜「楽しかったけど怖かった」涙声で語った初五輪は計166・73点23位「4年後出られるように」

[ 2022年2月17日 21:30 ]

北京五輪フィギュアスケート 女子フリー ( 2022年2月17日 )

<北京五輪>河辺愛菜(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 北京五輪フィギュアスケートの女子フリーが、17日に行われ、SP15位の河辺愛菜(17=木下アカデミー)は104・04点、合計は166・73点で23位だった。「いつもとは違う緊張感だった。勢いとか自信は持っていけたが、どこか不安な部分があって、そこがミスにつながってしまった」と涙声で振り返った。

 冒頭のトリプルアクセルの着氷は乱れ、判定は2回転半の扱い。その後は3回転ルッツに2度転倒するなど、らしいジャンプを見せられなかった。「自信を持って挑めて後悔はないけど、悪いジャンプのクセとか出てしまって、こういう演技になってしまって凄い申し訳ないです」と話した。

 トリプルアクセルを武器に17歳で夢舞台をつかんだ。その舞台は「何もかもが違って、楽しかったけど、怖かった」という。「今までで一番悔しい試合になってしまった。こういう思いをしたくない。世界選手権へ向けて、悔しかった部分を全部良いものに変えられるように」と必死に前を向いた。

 演技後は浜田美栄コーチには「次に向けて頑張ろう」と声を掛けられたという。「4年後はちゃんと上位を目指しながら出場する選手として出場したい。4年後に出られるように頑張りたい」と出直しを期した。

続きを表示

2022年2月17日のニュース