高木美帆 「銀4でも快挙らしいよ」姉・菜那の発言でリラックス スピードスケート女子1000メートル

[ 2022年2月17日 20:18 ]

北京五輪第14日 スピードスケート女子1000メートル ( 2022年2月17日    国家スピードスケート館 )

<北京五輪 スピードスケート女子1000メートル決勝>金メダルの高木美帆(撮影・小海途 良幹)
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 今大会5種目に出場した高木美帆(27=日体大職)が、1分13秒19の五輪新記録で金メダルを獲得した。高木美は五輪の個人種目では初の頂点。日本選手の冬季五輪での1大会4個のメダルは最多記録となった。

 快挙の裏には姉・菜那(29=日本電産サンキョー)の珍アドバイス(?)があったことを明かした。15日の女子団体追い抜き(パシュート)では、残り60メートルで菜那が転倒し、連覇を逃した。「気持ちの整理が付いたわけではなかった」という美帆だったが、この日の朝、「姉に“美帆、銀メダル4つでも快挙らしいよ”と言われた」という。

 姉の素っ頓狂な(?)な発言で、肩の力も抜けた高木美。「結構、ギリギリなところもあった。自分が1000メートルで(準備を)しないといけないことでいっぱいっぱいだったので。他のことを考える余裕がなかったので、やるべきことにフォーカスできたのが良かった」と、会心のレースができた理由を自己分析した。

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2022年2月17日のニュース