坂本花織 本人もびっくり表彰台「4位になると…」樋口新葉とのやりとり明かす

[ 2022年2月18日 00:44 ]

北京五輪第14日 フィギュアスケート女子フリー ( 2022年2月17日    首都体育館 )

笑顔の坂本花織(右)と涙を浮かべる樋口新葉(AP)
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 ショートプログラム(SP)3位の坂本花織(21=シメックス)が自己ベストを更新する153・29点をマーク。10年バンクーバー大会で銀メダルを獲得した浅田真央以来、日本女子として12年ぶりの表彰台となる銅メダルを獲得した。

 坂本はセレモニー後、5位に入った樋口新葉(わかば、21=明大)との爆笑やりとりを明かした。滑り終えた時点で2位だった坂本は、グリーンルームと呼ばれる上位3人が残る小部屋へ。続くシェルバコワ(ROC)が合計255・95点でトップに立つと、4位に落ちた樋口が部屋を出ることになった。

 その際、「花織も4位になると思ったので新葉が出て行く時に“すぐに行くね”と言った」という坂本。しかし最終滑走のワリエワ(ROC)がジャンプで転倒を重ねて得点が伸びず、見事に銅メダルが確定。「すぐに行けなくて、びっくりみたいな」と話し、大爆笑を誘った。

 順位確定後にはその樋口と顔を合わせ、互いの健闘を称えるようにガッチリとハグ。ミックスゾーンでは冒頭で「お腹すいたよー。集中力が切れたらお腹がすいた」と漏らすなど、氷上の真剣さから一転、普段の天真らんまんさを取り戻していた。

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2022年2月17日のニュース