車いすバドミントン・里見紗李奈 試合中も笑顔絶やさず「シングルスもダブルスも金を」

[ 2020年1月2日 10:10 ]

8・25開幕 東京パラリンピック

車いすバドミントン・里見紗理奈
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 天真らんまんな笑みとは裏腹に、打ち下ろすコースは非常に厳しい。バドミントンWH1(車いす)の里見紗李奈(21=NTT都市開発)は、17年から競技を開始。わずか2年半で昨年8月に行われた世界選手権で、初出場初優勝を果たした。「東京パラではシングルスもダブルスも金メダルを獲りたい」と志を高く持つ姿は、すでにエースの風格を漂わせる。

 16年、高校3年の5月に交通事故に遭い脊髄損傷。中学生時代はバドミントン部に所属し、高校はファミリーレストランのアルバイトに精を出した。試合中も常に笑みを絶やさないニューヒロインは「自分が楽しんでいれば、応援している人たちも楽しい」と、やはり笑顔で答えた。

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