【箱根駅伝 5区】東海大・西田はコンディション不良で区間7位「下りきってから意識がない状態」

[ 2020年1月2日 14:32 ]

第96回東京箱根間往復大学駅伝・往路 ( 2020年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町、107・5キロ )

<箱根駅伝往路小田原中継所4区5区>名取燎太(右)からたすきを受け取った東海大・西田壮志(撮影・島崎忠彦)
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 19年大会の王者、東海大は5時間24分38秒で往路4位だった。

 トップに立つことはなかったが、1区から上位争いを展開。首位の青学大と1分58秒差の4位で、5区の西田壮志(3年)にタスキをつないだ。

 昨年、同じ5区で区間2位と好走した西田だが、1週間前に38・6度の発熱に加え、3日前には左アキレス腱を痛め、調整不足。一時は東京国際大をかわして3位に浮上したものの、終盤に抜き返された。「下りきってから意識がない状態だった」。ゴール後は脚にけいれんを起こし、救護室に直行した。

 ただ、万全には程遠い中でも1時間12分4秒の区間7位と大ブレーキは免れた。「72分台のノルマは達成できた」。3日の復路では3分22秒差の青学大を追う。「頼れるメンバーが揃っている。どんなに差があっても逆転できる。それほどの練習を間近で見てきているので」と西田は逆転連覇を復路のメンバーに託した。

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2020年1月2日のニュース