留学生に一歩も引かず突破役 復帰戦の早大CTB中野が大勝に貢献

[ 2020年1月2日 21:24 ]

ラグビー全国大学選手権準決勝   早大52―14天理大 ( 2020年1月2日    秩父宮ラグビー場 )

<早大・天理大>突進する早大・中野(中央)(撮影・吉田 剛)
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 早大が計8トライを挙げて関西王者の天理大を破り、2013年度以来、6大会ぶりの決勝進出を決めた。

 帰ってきたバックスのキーマンが大勝劇に貢献した。昨年9月の練習中に右ふくらはぎを痛め、約3カ月ぶりの公式戦出場となったCTB中野将伍(4年)が攻撃をけん引。後半36分に退くまで突破役としてトライショーを演出し、「久しぶりの試合になったが、今日に向けて準備していた。役割は前に勢いを付けて、味方にスペースを作ること」と振り返った。

 最初の見せ場は前半19分。勢い良く縦に走り込みながらパスをもらうと、強じんなフィジカルを生かして相手タックルに耐え、立ったままパスをつないでFB河瀬のトライを演出。5分後には2人に絡まれながらWTB古賀にオフロードパスをつないでトライをアシストした。

 天理大はCTBフィフィタら大型留学生を擁するチームだが、「相手に強い選手がいても、自分のプレーを変えるつもりはなかった」と堂々コメント。ペネトレーター(突破役)の役割を十分に果たし、相良南海夫監督も「5試合休んでいたが、取り戻そうと思うな、今日できることだけでいいと伝えていた。非常にリラックスして、いいパフォーマンスだった」と称賛した。

 1年から“アカクロ”を着る中野だが、今回のブランクは4年間で最長だった。苦悩や焦りを抱えながらも、「まずは治すのが優先だった」と仲間を信じ、復帰戦から高いパフォーマンスを発揮した。早大でのプレーは泣いても笑っても11日の決勝を残すのみ。国立競技場での決勝へ「滅多にないチャンス。楽しみです」と9日後の決戦に視線を向けた。

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