阿部一二三&詩 初詣で兄妹金メダル獲得を誓う

[ 2020年1月2日 12:36 ]

<阿部一二三・阿部詩初詣>初詣をして、今年の目標を記した絵馬を手に笑顔をみせる阿部一二三(左)と阿部詩(撮影・坂田 高浩)
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 柔道の東京五輪日本代表最有力候補で男子66キロ級の阿部一二三(22=日体大4年)、女子52キロ級の詩(19=日体大1年)の兄妹が2日、地元・神戸市の三石神社にそろって初詣し、柔道では初となる兄妹での金メダル獲得を祈願した。

 神社に奉納した絵馬には兄・一二三が「勝負に勝つ」、妹・詩は「優勝」と書き込み、2020年の目標を表現した漢字一文字には兄が「勝」、妹は「金」を選んだ。

 昨日の元日は両親、長兄と5人そろって実家の近くを約1時間、ランニングしてトレーニング始め。兄・一二三は3日に米ハワイ合宿に出発。妹・詩は地元・神戸に残って3日から本格的な稽古をスタートさせる。

 「すごいワクワクする気持ちです。柔道人生で最高の年にしたいと思います。今年、自分がオリンピックで優勝するっていうのを考えるとホントに楽しみな一年かなと思います」と兄・一二三が五輪イヤーに向けての心境を語れば、妹・詩は「自分がずっと追い掛けてきた目標の2020年がやっと来たなって感じで、目指すのはオリンピック優勝しかないんで、年が明けた瞬間、覚悟を決めました」と兄に続いて東京五輪金メダル獲得を宣言した。

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2020年1月2日のニュース