小西良太郎さん、さようなら… 歌手が作家が追悼 北島三郎「仲間との別れはとてもつらく、寂しい」

[ 2023年5月16日 05:35 ]

小西良太郎さん死去 86歳

歌手の北島三郎
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 小西さんは多くの歌手や作家と親しかった。中でも「師匠」と呼び慕っていたのが作曲家の船村徹さんで、その弟子だった北島三郎(86)らが追悼コメントを寄せた。

 ▼北島三郎 年も同じで、若い頃から芸能記者として、また船村門下の一員として、長い間一緒に歩んできた仲間との別れはとてもつらく、寂しく、残念です。お祈り申し上げます。

 ▼八代亜紀 突然の訃報に大変驚いております。お会いするたび、音楽談議に花を咲かせて、楽しそうに笑っていたお姿が昨日のことのように思い出されます。

 ▼坂本冬美 恩師・猪俣公章先生亡き後、進むべき道を見失った私のプロデュースを引き受けて下さり、代表曲「夜桜お七」をはじめ数々の作品を生み出してくださいました。その後も節目節目に、筆を通して温かいメッセージでエールをお送り下さり、見守り続けてくださいました。小西良太郎さんには感謝してもしきれません。

 ▼川中美幸 訃報をお聞きするその日の朝方、小西さんの夢を見ました。私と一緒の舞台で台本の読み合わせをしている夢です。その後、間もなく訃報の連絡を頂きました。「最後に、私に会いに来てくださったのかなぁ」と、とても不思議な感覚でした。5月3日に、電話で普通にお話をして「また舞台や映画に出演する。それを励みに頑張る」とおっしゃっていました。

 ▼弦哲也氏(日本作曲家協会会長、日本音楽著作権協会会長) 小西さんには日本レコード大賞の審査委員、審査委員長、制定委員と長きにわたってご協力、ご指導をいただいた。個人的には私の売れない歌手時代から幸運にもヒット曲に恵まれた作曲家になった今も交友の深さは変わらない人だった。家族ぐるみのお付き合いの仲だっただけに天国への旅立ちを見送るのは寂しい。

 ▼石原信一氏(日本作詩家協会会長) プロデューサーとして良い作品を送り出し、演歌・歌謡曲の評論家としても随一の存在でした。見事な分析をされて、作り手にとって痛いとこも突かれる。売れない歌も「この曲は素晴らしい」と言ってくださり、作家を育てる力を持っていた。個人的には大学生の頃からお世話になり、物書きとしてデビューできたのも小西さんのおかげです。

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