NHK「ニュースウオッチ9」新型コロナについての報道を謝罪「ご遺族の訴えを伝えていませんでした」

[ 2023年5月16日 13:18 ]

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 NHKの「ニュースウオッチ9」は15日に放送した一部の内容について公式サイトで16日に謝罪した。

 サイトで「5月15日に『新型コロナ5類移行一週間・戻りつつある日常』と題したVTRを放送し、ツイッターでも配信しましたが、コロナウイルスに感染して亡くなったと受け取られるように伝え、ワクチンが原因で亡くなったというご遺族の訴えを伝えていませんでした。適切ではありませんでした。深くおわびいたします」とした。同日、公式ツイッターとインスタグラムでも謝罪した。

 15日の放送では番組エンディングで「新型コロナが5類に移行して一週間が経ちました」「今夜はこちらの映像とともにお別れです」とアナウンサーが伝えて映像を流した。

 「戻りつつある日常 それぞれの思い」というタイトルの映像では、兵庫・神戸港を出港するダイヤモンド・プリンセス号や、夫を亡くした女性の「いったいコロナって何だったんだろう」というコメントや、父を亡くした男性の「5類になったとたんにコロナが消えるわけではない。風化させることはしたくない」、母を亡くした女性の「遺族の人たちの声を届けていただきたい」というコメントをテロップで伝えた。ワクチンについて触れる表記はなかった。

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