島田珠代 芸歴35周年記念公演 22年ぶりに珠代&隆の名コンビ復活「新しいミュージカルみたい」

[ 2023年5月16日 14:37 ]

「島田珠代 芸歴35周年記念公演」で吉本新喜劇に出演した(左から)藤井隆、島田珠代、辻本茂雄
Photo By スポニチ

 吉本新喜劇・島田珠代(53)が16日、芸歴35周年記念「珠代におめでとうって言いにきて」として開催する「なんばグランド花月でパンティーテックス祭り!」(22日まで)をスタート。初日の初回公演からパワー全開で「いい35周年を迎えられました」と島田は満足そうだった。

 予定を7分オーバーして52分間の熱狂的な公演は「珠代の運命の恋はしゃぼん玉」。壁に全力で体当たりする「壁ドン」や共演の清水けんじ(47)の股間を「チーン」と指先で弾く持ちギャグも満載。もちろん、お得意の「パンティーテックス」も披露した。

 22年ぶりに珠代&隆の“名コンビ”が復活した藤井隆(51)との息の合った歌とダンスも笑いたっぷり。最後の最後まで客席の拍手は鳴り止まなかった。

 「珠代のパワーはすごい。藤井のパワーと重なって、新しいミュージカルみたい。喋りより歌とダンスが多かったけど、こんなんもあっていいんじゃないかな。35年の歴史が52分間に凝縮されて、歌手のノリだった」と1年先輩の辻本茂雄(58)も島田を絶賛し、藤井とのコンビ復活を喜んだ。

 芸歴35周年記念公演前、島田は極度の緊張感に襲われたという。「2日前から緊張して、膜を張ったゆで卵みたい。膜が剥がれない。緊張感がもくもく膨らんで…」と説明し始めると辻本が「よく分からんわ」とツッコミを入れて爆笑。さらに公演直前の稽古についても「辻本さんと隆君は心の御守りなんです」と例えると「それは心の支えやろ。舞台に上がる前は暗いし…」と再度、辻本がツッコんだ。

 約20年ぶりのNGK舞台での島田との共演に「声をかけていただいて、うれしい。光栄です」と藤井はニンマリ。往年の藤井のギャグである「フォー」も飛び出したが「年をとったのか声が出ず、恥ずかしかった」と苦笑い。

 島田も「何をしてもツッコんでくれる天才の藤井君」とベタ褒めすると「共演者みんなが楽しんで、笑ってた」と辻本もアドリブが散りばめられた舞台に脱帽した。

 連日3回公演がこの日から1週間続き、島田の体力面が心配されるが「1週間が終わったら、旅に出ます」と謎のアピールで会見を締めくくった。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年5月16日のニュース