窪田正孝「手でつかめないことを表すのが役者の仕事」 「ある男」で助演男優賞

[ 2023年5月16日 20:18 ]

「第32回日本映画批評家大賞」で助演男優賞を受賞した窪田正孝
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 映画批評家が選ぶ映画賞「第32回日本映画批評家大賞」の授賞式が16日、都内で行われた。

 俳優の窪田正孝(34)が「ある男」で助演男優賞を受賞し、「役者冥利(みょうり)に尽きる」と感激した。

 芥川賞作家・平野啓一郎氏の同名小説が原作のヒューマンミステリー。名前も過去も変えて別人として生きた“ある男”を好演した。「引いていく方を意識して演じました」と振り返った。

 「インプットする時間がないとアウトプットできない。手でつかめないことを表すのが役者の仕事。手でつかめないことを届けられるように精進したい」とさらなる飛躍を誓った。

 主演男優賞を中井貴一(61)、主演女優賞を板谷由夏(47)、助演女優賞を吉岡里帆(30)、特別主演男優賞を岡田准一(42)が受賞した。

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