筧利夫 30代での“イヤイヤ期”「やりたくない役のオファーが続いた」 カメラ指示にも「お前がズレろ」

[ 2022年12月13日 17:10 ]

筧利夫(2015年撮影)
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 俳優の筧利夫(60)が12日放送のフジテレビ「突然ですが占ってもいいですか?」(月曜後11・00)に出演。33歳での“イヤイヤ期”を明かした。

 この日は女優の大塚寧々と参加。2003年に始まった「Dr.コトー診療所」シリーズで共演。16年ぶりに制作された最新作、映画「Dr.コトー診療所」でも共演している。

 23歳で試練があったといい、「舞台で主演に抜擢されたけど、まともにできなくて、徹底的にこき下されましたね、演出家に」と回顧。占い師のシウマ氏に「33歳頃から36歳までイヤイヤ期」との指摘を受けると、筧は「当たってるね~」と苦笑。

 「その前までは舞台ではずっと明るくて、ちょっとヤンチャでスケベなキャラクターで、舞台で楽しくやっていたのを、悪くてやりたくない役のオファーが続いたんだよね」と告白。「大河ドラマだって、ヒロインの女の子を手込めにするような役。それは大河だったので出たんですよ」とし、放送後、サウナであった男性からそのことを指摘されたといい、「俺じゃ、ねぇんだよ!って思って」と困惑したという。

 「踊る大走査線」の新城管理官役については「怖い役だけど、“これはやってみるか!”って能動的にやったんです」とも。当時は36歳だったこともあり、「だから、カメラで“筧さんもうちょっと右にズレてもらえますか?”って言われても、昔は“お前がズレろ!”って思ったんですよ」と明かし、大塚を驚かせた。

 ただ、36歳を超え、「求められている以上、全部やらなきゃ」と心変わりしたの指摘に、うなづき、「昔が現場に入るのでも、“おはようございます”って小さい声で入っていたけど、その変革時期の時はすごいでっかい声で手をあえて入ってましたからね。“いや~来たね、フランス”とかわけのわからないこと言いながら」と筧。「あらゆる役に挑戦したいとはあまり思わないんですよ。あまり役やることで苦労したくない」とも語った。

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2022年12月13日のニュース