舛添要一氏 東京五輪汚職事件の捜査に私見「これで、真の悪に迫って世直しにつなげてほしい」

[ 2022年9月16日 17:16 ]

舛添要一氏
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 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(73)が16日、自身のツイッターを更新。東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件について私見を述べた。

 東京地検特捜部は14日、大会スポンサーの選定で有利な取り計らいを受けた謝礼などとして、大会組織委員会元理事高橋治之容疑者(78)=受託収賄容疑で再逮捕=側に約6900万円の賄賂を提供したとして、贈賄の疑いで、出版大手KADOKAWAの会長角川歴彦容疑者(79)=東京都新宿区=を逮捕。関係者によると、角川容疑者は容疑を否認している。今回の事件でスポンサー企業の経営トップが逮捕されたのは、紳士服大手AOKIホールディングス(HD)に続き2社目となった。

 舛添氏は「東京五輪汚職について、東京地検特捜部は、外堀を埋めて内堀に取りかかり、本丸を目指しはじめたようだ。政官業の癒着、統治システムの欠陥、電通のマスコミ支配、カネで動くメディアなど、これまでタブー視されてきた問題が一気に噴出している」と見解。「これで、真の悪に迫って世直しにつなげてほしいものだ」とつづった。

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2022年9月16日のニュース