堺正章 自ら招いてしまった内田裕也さんVSアントニオ猪木氏「やばいことにちょっとなったかな…」

[ 2022年9月16日 14:18 ]

タレントの堺正章
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 タレント堺正章(76)が、15日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」(木曜後10・00)に出演し、自らが引き金を引いてしまった冷や汗ものの出来事について語った。

 この日は芸歴50年を超える大御所芸能人たちが集結。それぞれが長い芸能生活で目撃したエピソードを披露した。ある時、堺がロック歌手の故・内田裕也さんの誕生日パーティーに招かれた時の出来事。内田さんから「おい堺、お前、司会だからよ。よろしく」と、現場でパーティーの司会に任命されたという。

 招待客も誰が来ているのかよく分からない状況だったが、赤いタオルを首にかけた元プロレスラーのアントニオ猪木氏が目に入ったという。そこで堺は「ご祝辞をいただいてもなんなんで、お祝いにビンタをお願いしま~す!」と、猪木氏から内田さんへの闘魂ビンタをリクエスト。すると、猪木氏が目の色を変えてやる気を見せ、内田さんの元に歩み寄ったという。

 堺は「やばいことにちょっとなったかな…」と心配しつつ、猪木氏の行動を注視。「こんなことやって(肩をたたいて)、おめでとうと言って帰るのかなと思ったら。いきなり、“はい、足開いて~”って」。完全に準備態勢に入った猪木氏は、そのまま「歯を食いしばれ、3、2、1…」とカウントダウンし、内田さんの左ほほへ向けてちゅうちょなく平手を繰り出したという。

 自らの言葉を引き金に、とんでもない事態を起こしてしまった堺は「世の中に聞こえるような大きな音でバチーン!とやったんですよ。しまった…」と振り返った。その後は何とか場を取りつくろい、もめごとになることはなかったという。

 パーティー後、堺は内田さんに「裕也さん、ごめんなさい。俺が猪木さんを呼んじゃったので、あんなことになって」と謝罪。内田さんは「いいよいいよ、しょうがねえ。終わったことだよ」と謝罪を受け入れてくれ、「俺も30年ぶりにグラッときたよ」と話したという。

 堺が「30年前は誰に殴られたんですか?」と尋ねると、内田さんは「(妻の)樹木希林に決まってるだろ!」と返答したといい、スタジオは爆笑に包まれていた。

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2022年9月16日のニュース