KinKi　Kids　堂本剛「THE　FIRST　TAKE」初挑戦「多くの選択肢に気づいてほしい」

THE　FIRST　TAKEに初挑戦した堂本剛
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　KinKi　Kidsの堂本剛（43）がソロアーティスト「ENDRECHERI」として一発撮りで歌を収録するYouTubeチャンネル「THE　FIRST　TAKE」に初挑戦した。動画は16日午後10時から公開される。「自分の現在地に立ちながら、今日まで歩いて来た道のりと、今日から歩いていく道のりとをつなげて、大切な人と、このいまを語り合ってほしいです」と思いを語った。

　ジャニーズ屈指の歌唱力であることで知られており、1997年にキンキとしてデビュー後、2002年にソロデビュー。17年からは「ENDRECHERI」としてファンクミュージックを中心に活動。故郷である奈良の東大寺や京都の平安神宮での奉納演奏を行うなど、独自の路線を歩んできた。

　ソロデビュー20周年となる今年は初めて全編英語詞の楽曲を発表。ほかにもファッションアイテムを制作・発売するなどさまざまな分野で精力的に活動している。

　記念イヤーの一環で初出演するのが「THE　FIRST…」。高画質・高音質で4Kにも対応した圧倒的な映像クオリティーを誇り、カナダ出身の歌手アヴリル・ラヴィーン（37）も出演。224カ国・地域で視聴されており「何か新しい角度からENDRECHERIの音楽を、世界をも視野に入れた形で発信したい」と参加を決めた。

　白い背景のスタジオでマイクに向かうと流れてきたのは、作詞・作曲を手掛けたデビュー曲「街」のメロディー。「故郷の自分が東京へと旅立った自分への思いをつづった歌」を2台のピアノの演奏でしっとりと、力強く歌い上げた。

　「こんな時代だからこそ、世の中に漂う決めつけや、数の多い意識から離れて、自分への多くの選択肢に気づいてほしい。そんな思いを歌詞に乗せ、愛を込めて歌いました」。強いメッセージを楽曲に込めた。

　≪ジャニーズ2組目≫ジャニーズ事務所所属タレントが登場するのはSixTONES以来2組目となる。今年1月1日に公開されたデビュー曲「Imitation　Rain」はすぐさま大反響を呼び、YouTubeの急上昇ランキング1位を獲得。現在再生数は1410万回を突破している。第2弾となる「Everlasting」も公開されている。