梅沢富美男 丹波哲郎さんの豪快すぎる遅刻に心のささやき「おめえ待ちだって」

[ 2022年9月16日 14:45 ]

俳優の梅沢富美男
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 俳優の梅沢富美男(71)が、15日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」(木曜後10・00)に出演し、俳優で映画監督の故・丹波哲郎さんの強烈な遅刻エピソードを披露した。

 この日は芸歴50年を超える大御所芸能人たちが集結。それぞれが長い芸能生活で目撃したエピソードを披露した。その中で1位に選ばれたのが、梅沢の話。熱海で午前10時から丹波さんとのドラマの撮影での出来事だったという。

 「朝10時から丹波さんがいらっしゃるので、もうお年だから夜遅くは無理だから、朝一番にしました」と言われ、朝から撮影開始を待っていた梅沢だったが、「来ないんですよ。待てども暮らせども」。まだ携帯電話もなかった当時で、梅沢はひたすら待っていたが、結局、丹波さん抜きでその日の撮影はスタートしたという。

 結局、丹波さんが現場に来たのは、まる12時間後の午後10時だった。梅沢は「他の撮影をどんどんどんどんやっていくうちに、夜10時にお食事をしているところのシーンだったんですけど、“本番!”って監督の声が聞こえた瞬間に、丹波先生が来て」。しかも、丹波さんは梅沢に耳を疑う言葉を掛けたという。「何待ちかね?」。梅沢は「心の中でですけど、“おめえ待ちだ”って思いました」と振り返り、スタジオを爆笑に包んだ。

 本来なら撮影はお開きの時間だが、丹波さんが来たため、撮影が続くことに。すると丹波さんは、立ち位置をめぐって撮影スタッフともめごとを始めたという。梅沢によると、スタッフが丹波さんに「すみません、この位置に立っていただけるとありがたいです」とお願いしたところ、なぜか丹波さんがブチ切れ。「丹波先生がいすに座りながら“お前がここに来い!”って言うんですよ。“お前は誰に言ったんだ。お前が立て!”というせりふを(共演した前川清と)2人でずっと聞いてた」と明かした。既に深夜0時を回っていたそうで、梅沢は「12時過ぎてるんですよ?ジジイなんだからさっそと終わればいいのに」と毒づき、笑わせた。

 すると、前川も丹波さんとの撮影エピソードを披露した。「せりふの時にずっと相対する時に、ずっと俺、ここ(胸)にずっとカンペ貼られてたんですよ」。丹波さんが台本を覚えてこなかったという逸話を証明するような暴露に、「ダウンタウン」松本人志は「緊張感も何もないですよね」と驚いていた。

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2022年9月16日のニュース