ビートたけしが語る秋元康氏「時流に乗っているわけではなく作ってきた」「どちらかというと、実業家」

[ 2022年9月16日 11:54 ]

秋元康氏
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 タレントで映画監督のビートたけし(75)が15日放送のテレビ東京「カンブリア宮殿」(木曜後11・06)にVTR出演。作詞家でプロデューサーの秋元康氏(64)についてそのスゴさを語った。

 同番組は800回記念として、秋元氏を2週連続で特集。秋元氏は10代で放送作家としてデビュー以来、作詞家として「おニャン子クラブ」の楽曲や美空ひばりの「川の流れのように」、そして、2006年からAKB48を、2011年からは乃木坂46をプロデュースし、社会現象を起こした。番組では、64歳になった現在も365日、膨大な仕事量をこなしている秋元氏の日常に密着した。

 そんな中、VTRで登場したたけしは秋元氏について「秋元さんは時流に乗っているわけではなく、作ってきたかもわからない。そこに安住していないし、逆にリードして、リードしているけど基本的には変わらない」と私見。「食べ物屋で言えば、米みたいなもので、新しい丼は作るけど、米は変わってない。古典的なものなんだけど、社会の流れに応じて、変化していることはよく分かっている」としたうえで「どちらかというと、実業家。実業家としての感覚が鋭いかな」と見解を示した。

 そんな秋元氏が作るエンタメについても言及。「今の時代、テレビだけではない。ネットもあるけど、YouTuberを見ると別に新しくはない。テレビで散々若手がやってきたことをYouTubeでやると“YouTuber”と言われて、人気あるのかと思うけど、大したお笑いではない。“ジャンクフード”みたいなものなところがあるから、秋元さんはそれだけじゃなくて、ちゃんとしたレストランを予約して、おいしいものを食べるというような、エンターテイメントを考えていると思う」と分析した。

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2022年9月16日のニュース