「ちむどんどん」客も拍手 暢子、男の子出産!注目の名前は…重子の候補にあった 賢秀も「心が健やか」

[ 2022年9月16日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第115話。(左から)暢子(黒島結菜)は男の子を出産、和彦(宮沢氷魚)は「健彦(たけひこ)」と命名(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は16日、第115話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を執筆。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第115話は、暢子(黒島)の店「沖縄の味 ちむどんどん」が営業を再開して1カ月。矢作(井之脇海)歌子(上白石萌歌)も献身的に働き、店は大賑わい。ついに「アッラ・フォンターナ」のオーナー・房子(原田美枝子)との約束が果たされた。そして暢子の出産予定日が近づき、優子(仲間由紀恵)や良子(川口春奈)らも手伝いに上京してきたある日、賢秀(竜星涼)が清恵(佐津川愛美)を連れ、驚きの報告を…という展開。

 1980年(昭和55年)1月、杉並・ちむどんどん。暢子は出産を控え、入院することに。暢子がにんじんしりしりーを用意しようとすると、破水。分娩室の前には優子たちの他に、重子(鈴木保奈美)と波子(円城寺あや)も駆けつけた。

 そして無事、男児が誕生。智(前田公輝)が連絡を受けると、満席のちむどんどんにも拍手が沸き起こった。

 注目の名前は、和彦(宮沢氷魚)が「健彦(たけひこ)」と命名。「ただ心のきれいな、真っすぐな人に育ってくれればいい。心が健やかなら。それで十分」と願いを込めた。

 暢子が破水する前、賢秀は清恵にプロポーズし、結婚。優子は清恵に賢秀のことを「昔からわがままで、ケンカばかりで、欲張りで、騙されやすくて。だけど、本当に心のきれいな真っすぐな子なんです。何より、心が健やかなんです」と語っていた。

 「健彦」は第97話(8月23日)、重子が考えた候補20の中にあった。同回、重子が店名「ちむどんどん」を名前と勘違いし「青柳ちむどんどん爆誕?」などとSNS上の話題となっていた。

 第24週は「ゆし豆腐のセレナーデ」(9月19~23日)。次週予告、いよいよ歌子と智のターン。そして、暢子と房子の料理対決再び?

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