篠原涼子 小室哲哉のリアレンジで「恋しさと せつなさと 心強さと」28年ぶりセルフカバー

[ 2022年9月17日 00:00 ]

名曲「恋しさと せつなさと 心強さと」を28年2カ月ぶりにセルフカバーした篠原涼子と小室哲哉
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 女優の篠原涼子(49)が、小室哲哉(63)の作詞・作曲・プロデュースで1994年にリリースした大ヒット曲「恋しさと せつなさと 心強さと」を約28年ぶりにセルフカバーし、17日に配信がスタートした。小室自らリアレンジし、篠原もオリジナルキーのまま歌い、「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」として生まれ変わった。篠原は「オリジナルを聴いたことがある人も、また新しい気持ちで聴いていただければ」とアピールしている。

 オリジナルは劇場版アニメ「ストリートファイター2 MOVIE」で流れ、累計200万枚超えのダブルミリオンを突破。小室にとってはTM NETWORKの活動が終了し、本格的にプロデュース業に乗り出したタイミングの曲だった。小室は「自分のプロデュースの中でも凄く自信をつけさせてもらって感謝している」と振り返る。

 篠原も「自分の人生を変えてくれた曲」と位置づけている。アイドルグループ「東京パフォーマンスドール」を卒業した年にリリースされ、当時はアイドルでありながら、バラエティー番組で見せる抜群のお笑いセンスで注目を集めた時期。アップテンポでありながら切ない歌詞を歌う篠原のギャップが話題を呼び、NHK紅白歌合戦にも初出場した。女優業への飛躍にもつながり「小室さんがこの曲を与えてくださらなければ、この仕事をやってなかったかも」と語っている。

 ゲームソフト「ストリートファイター」シリーズは今年で35周年。今回のセルフカバーは、来年発売の「ストリートファイター6」の日本イメージソングとして販売元の「カプコン」から依頼され、実現した。歌詞はオリジナルのままだといい、小室は「新しく涼子ちゃんが歌った歌で歌詞をかみ締めて聴いてもらえたら」と呼び掛けている。

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2022年9月16日のニュース