フジテレビ鈴木芳彦アナ、14日付で退社しフリーに 格闘実況愛を涙で語りRIZIN実況アナで再出発

[ 2022年9月16日 20:45 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 フジテレビの鈴木芳彦アナウンサー(43)は16日、14日付で同局を退社し、フリーの立場でRIZINの実況を担当することを発表した。同日にオンラインで行われた格闘技イベント「湘南美容クリニックpresents RIZIN.39」(10月23日、マリンメッセ福岡)開催発表会見の冒頭で涙ながらに明かした。

 鈴木アナは会見冒頭でRIZINの榊原信行CEO(58)に「新しい仲間」「フジテレビを退社して、フリーでとしてRIZINの実況アナとして大活躍してくれると思います」と紹介され登場。緊張の面持ちの鈴木アナは「格闘技ファンの皆さま、お久しぶりです。9月14日をもちましてフジテレビを退社いたしました、アナウンサーの鈴木芳彦です」と自己紹介。

 続けて「格闘技の実況アナウンサーになりたくてアナウンサーになった私にとってはですね、やはり、格闘技の実況をしないと、これからの人生後悔すると僕は思いました。フジテレビのことは大好きです。フジテレビはですね、本当に社員ひとりひとりに対して優しくて、そして社員を大切にする、素晴らしい会社であると、いうことは今も変わりません。それは凄く実感しているところです。私は退社する際にはですね、お世話になった方々にごあいさつしたんですが…“寂しくなるね”と言って下さった一方で、“頑張れよ!”“応援してるからな!”と力強く背中を押してくれました。本当にフジテレビの皆さん、ありがとうございました」と2003年に入社し14日付で退社したフジテレビへの感謝を語った。

 そして目を真っ赤にしながら「さらに、私が元々いたラジオ局のニッポン放送も愛しています。携わってくれた人は全て、僕を育ててくれたと思っています。ただ、RIZINを実況したい、格闘技を実況したい、という気持ちは、愛は止められませんでした。いろいろな思いがあったんですけど…」と口を震わせ涙を流し、格闘技実況への熱い思いと決意を語った。

 フジテレビの公式サイトでは鈴木アナのプロフィールは残っているものの、担当番組を紹介する欄には「退社しました」と記されている。

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