下柳剛氏 佐々木朗の8回降板に“自身が監督なら”「続投」とキッパリ! 「投げさせてあげたかった」

[ 2022年4月18日 19:28 ]

プロ野球・阪神などで活躍した下柳剛氏
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 阪神などで活躍した野球評論家の下柳剛氏(53)が18日、ABCテレビ「news おかえり」(月~金曜後3・45)に生出演。ロッテの佐々木朗希投手(20)が17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で8回まで完全投球しながら交代したことについてコメントした。

 史上初となる2試合連続の完全試合が現実味を帯びてきた中での降板について、下柳氏は「これからの長いプロ野球人生を考えて、計画的にロッテがやってきてますから。多分、100球を超えたら新しいイニングにいかないという規定をつくってるんだと思います」と推察。「だから、もっと大きくなるんじゃないですか」と口にして、あえて無理をさせなかったことが今後の成長につながると予想した。また、お預けとなった2回目の完全試合について、「間違いなくやるでしょう」とキッパリ。20歳の右腕のさらなる活躍を期待した。

 ただ、下柳氏は「もし下柳監督だったら?」という質問には、「続投です」と即答。その理由について、「2試合連続パーフェクトなんて、これから先、まず見ることないですよ。そういう機会を投げさせてあげたかったな、と思います。28年ぶりの偉業がまた1週間後にありそうだったんですからね」と説明した。

 下柳氏は「ここでケガされるのはロッテとしては一番嫌ですから、そこは大事に大事に育てて」と球団の育成方針に理解を示す。それでも最後は「確かに後半、少し抜け球が増えてきたんで、球数も増えてるんですけど…。見たかったなと。個人的な正直な気持ちとしては見たかったですね」と結んだ。

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2022年4月18日のニュース