中村逸郎氏 露の「戦術核使用の可能性」指摘 5・9の戦勝記念日「どう迎えるかが重要になってきてる」

[ 2022年4月18日 12:37 ]

フジテレビ社屋
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 ロシア政治を専門とする筑波学院大・中村逸郎教授が18日、フジテレビ「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に生出演。マリウポリのウクライナ兵にロシアが投降を要求したことに言及した。

 ウクライナの抵抗が続けば「戦術核を使用する可能性」も出てくるといい「日々この危険性が非常に高まってきてる」と指摘。プーチン政権は5月9日の戦勝記念日を「どうやっても迎えるかってことが非常に重要になってきてる」という。

 「プーチン政権としてはマリウポリを制圧すること、これが今回の軍事侵攻の大きな成果にしたいということなんです。ロシアメディアのニュースによりますと、どうやらプーチン大統領自身が、5月の前か当日か分かりませんけど、どうもマリウポリを訪問したいと。つまり今回は自分がここを手にしたんだと。だからプーチン政権にすれば、マリウポリを完全制圧したいということなんですね。でも非常に激しい抵抗が残ってますから最終的には戦術核を使って一気に街自体を破壊してしまうと」と中村氏。「マリウポリを訪問したいというプーチン大統領の意向と、この攻撃ってものが、どんな形で5月9日を迎えてくるか。非常に緊迫してきてる」と述べた。

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2022年4月18日のニュース