ロッテ・佐々木朗希登板試合 テレ東の緊急生中継は5・9% 8回まで完全14Kの快投で瞬間最高9・3%

[ 2022年4月18日 09:23 ]

<ロ・日(4)>日本ハム打線を封じる佐々木朗 (撮影・白鳥 佳樹)
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 10日に完全試合を達成したロッテ・佐々木朗希投手(20)が先発登板したパ・リーグ公式戦「ロッテ―日本ハム」(午後2時、ZOZOマリン)が17日、テレビ東京で地上波生中継され、平均世帯視聴率5・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが18日、分かった。個人平均視聴率は3・2%だった。

 瞬間最高視聴率は午後3時58分と同59分に記録した9・3%。8回表、佐々木朗が163キロのストレートで14奪三振目を獲得。8回までパーフェクトピッチングの快投を見せ、試合中継が終了したところだった。

 日曜日午後の放送で、高数字をマーク。注目度の高さをうかがわせた。

 10日は地上波の放送がなく、偉業の「視聴難民」が続出。テレビ東京は10日の快挙達成を受けて球団側と交渉し、地上波とBSで放送権を獲得した。地上波は午後4時まで生中継した。

 佐々木朗は10日のオリックス戦での完全試合達成後、初登板。2試合連続の偉業達成に期待がかかる中、初回から163キロをマーク。2回までに4者連続三振を奪うなど好調で、日本人最長タイとなる25イニング連続奪三振を記録した。その後も快投を続け、8回までに完全14奪三振102球の力投を見せたが、日本ハムの先発・上沢-堀との緊迫の投手戦で試合は0-0のまま9回に突入。井口監督が交代を決断し、2番手・益田へスイッチした。

 試合は延長戦に突入し、0-1でロッテが敗れた。

 前回登板での史上16人目の完全試合、プロ野球新記録となる13者連続三振、タイ記録の19奪三振をマーク。完全試合後初登板とあって、チケットは午前10時までに完売。ZOZOマリンで入場者制限なしでチケット販売が完売となるのは2019年9月24日の西武戦以来。今回の登板を急きょテレビ東京が地上波中継するなど大きな注目を集めた。

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2022年4月18日のニュース