今田耕司 初任給は衝撃の「90円」 それでも「お金をもらえたっていうのが天にも昇る気持ちだった」

[ 2022年4月18日 17:48 ]

今田耕司
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 お笑いタレント今田耕司(56)が18日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)に出演。芸人としての初任給が90円だったことを明かした。

 リスナーからメールで「初任給が90円だったって本当ですか?」と質問され「そう、100円で10円引かれて90円。1カ月で唯一あった前座のネタコーナーがプロとしてカウントされて。お金を吉本興業からもらえたっていうことの喜びがあったなあ。金額じゃなく、お金もらえたっていうのが天にも昇る気持ちでした」と回想。「そのエピソード言われると、この時の気持ち忘れたらアカンと思うよね」としみじみした。

 若い頃アルバイトはしたかと聞かれ「俺は夜間高校やったから。基本的に昼間はずっと働いてた。長いところでも1年もたへんかった。脱走して夜間高校行ってたんで。編入できてね。3年間で、最短は昼休憩で帰ったりしてたから。親もそうやし、どうすんねやろこの子はと。不良とかじゃなく、学校の先生からもどうしようもない大人になりまっせって言われてた方やから。自分でも(アルバイトを)半日で帰ったりとか、3日で辞めたりとかの連続。初めて37年も仕事続いてんねん。ホンマお笑いなかったら…危なかった。お笑い様様というか。出会ってなかったらどうなってたんやろって」と苦笑しながらお笑いの存在に感謝した。

 90円時代の思い出として「最初は舞台の横から階段上がってステージでネタするのよ。袖から出るのは認められてなくて。ダウンタウンさんとかハイヒールさんとかと同じ袖からは出さないっていう。ウケなかったら出番なくなるから、もうサバイバル。その時にリットン調査団とかホンコン・マカオとか俺がいたんよ」と振り返った。

 「ある時、きょうから袖から出ろって言われた時に、まずもう、うわあ!って。袖からっていうことは、袖にハイヒールさんもダウンタウンさんもいるわけやからね。楽屋の廊下に立ってて、ここから出れるんねやっていう喜びがあるから。それで90円やろ?」。それまでの道のりもあいまって、金額ではないうれしさがあったと回想した。

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2022年4月18日のニュース