朗希“緊急生中継”でテレ東に感謝の声続々 前回地上波なし「期待に少しは応えられた」

[ 2022年4月18日 05:30 ]

 ロッテの佐々木朗希(20)が17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発し、完全試合達成後初登板となった注目の一戦をテレビ東京とBSテレ東が緊急生中継を行った。

 10日の前回登板は地上波の放送がなく、偉業の“視聴難民”が続出。「次戦は見たい」という視聴者の声に応えた生中継にネット上では「テレ東ありがとう」などの感謝が多数書き込まれた。本紙の取材に応じたスポーツ局プロ野球中継の横田栄治プロデューサーは「視聴者の方々の期待に少しは応えられたかなと思っています」と語った。
 試合を見守ったのは球場近くの中継車。「また空前絶後の大記録達成ではないかと2回あたりから車内はヒリヒリした空気が漂い、日本シリーズのような緊張感がありました」と振り返った。

 注目度が高かった緊急生中継は「CMが明けたらロッテの攻撃がすでに2アウト」などの声も上がった。横田氏は「緊急生中継ということもありますが、佐々木選手の一挙手一投足をお見せするためにCMのタイミングを考えました」と話した。令和の怪物ぶりをこの日も発揮した佐々木朗。「これからもプロデューサーとして佐々木選手が社会現象でいる限りは追い続けていきたい」と力を込めた。

  ≪朗希故郷の岩手・陸前高田市で急きょPV≫佐々木朗の生まれ故郷・岩手県陸前高田市の商業施設「アバッセたかた」ではこの日、急きょパブリックビューイングが行われ、訪れた市民約30人が声援を送った。佐々木朗が完全投球で8回を投げ終えて降板した場面では惜しみない拍手。主催した「佐々木朗希選手を応援する会」事務局の村上充さん(50)は「これで終わりじゃない。逆に次の投球が楽しみになった」と声を弾ませた。

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2022年4月18日のニュース