橋下徹氏、巻き添えのウクライナ一般市民に沈痛な思い「政治指導者が、本人らで戦ったらええやんか」

[ 2022年4月4日 14:02 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が2日配信のABEMA「News Bar橋下」(土曜後9・00)にゲスト出演。ロシアのウクライナ侵攻について語った。

 橋下氏は「ウクライナの方が命を落としていることは尊いことなんだけど、そもそもこの戦争はNATOとロシアの安全保障のつばぜり合いから始まったことだから、ここまで殺し合いすることの話と違う」と指摘。「うちの大学生とか社会人の子どもは『プーチンとか政治指導者をリングに上げて、本人らに殺し合いさせたらええやん。国民は関係ないやん』って言うけど、まさにその通り」と告げた。

 さらに政治家と一般市民の戦争に対する意識の乖離に触れ、「政治家が怒って“あの国は許せない”“あいつは許せない”となって、軍人を使って一般市民を殺しに行くわけだけど、腹立つんやったら政治家同士が殺し合いしたらええやんかと。国民同士は戦いたいと思ってないと思う。『プーチン許せない』って経済制裁をやるんだったら、バイデンとかボリス・ジョンソンにしたってマクロンにしたって、みんなプーチンと一緒にリンク上がって、好きなように殺し合いやってよ」と過激な提案。これを受けて「サバンナ」の高橋茂雄は「そのRIZINは見るなぁ」と思わず笑み。その上で「リングに上がったらプーチン強そうですけどね。めっちゃくっちゃ強そうですけどね」と告げた。

 橋下氏はこの仰天プランについて、「リングに上がって、自分が殺されるかどうかって状況になると、必ずお互いに妥結すると思う」とキッパリ。「だって、政治家は日々、どれだけ譲歩ばっかりしてるのか。選挙で当選したいがためにみんなに頭を下げて、嫌なことをやり、自分の信念を曲げて、それでも当選したいってやってきたのに、何で自分と関係ない一般国民とかが死ぬような状況になってる時に『譲歩なんかいらない、とことん行け!』と言うのか、さっぱり分からない」と皮肉をまじえて語った。

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2022年4月4日のニュース