八代英輝氏 ロシア軍“大量虐殺”情報に「多くの子供が悲惨な状態で…厳しく裁かれるべき」

[ 2022年4月4日 14:44 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(57)が4日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。ロシアの侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領は、首都・キーウ(キエフ)周辺で、多くの市民が殺害されたことについて「大量虐殺だ」とロシアを非難したことに言及した。

 人口約3万7000人のブチャだけで280人の遺体を集団埋葬したとフェドルク市長が2日明らかにした。14歳の子供も殺害されたという。路上では平服姿の市民の遺体が多数散らばっているのが確認された。ゼレンスキー大統領はキーウ周辺の惨状を「ジェノサイド(大量虐殺)だ」と非難し「後ろ手に縛られて殺害された人や拷問を受けた子供もいた」と訴えた。一方、ロシア国防省は、殺害されたとする市民の映像について「死後硬直が見られず、ウクライナ側が西側メディア用に制作したもの」と主張した。

 MCの恵俊彰が「いろいろなメディアが入っているようで、AFP通信であったり、英国のメディアなんかも入ってこの状況を写真に収めているという報道もありました。これによって西側はさらにロシアに対するスイッチが入ったんじゃないですか?」と聞くと、八代氏は「もちろんそうだと思いますね。多くの子供が悲惨な状態で殺害されている遺体があったということも報じられていますし、シリアの攻撃に至ったのも化学兵器が女性や子供に対して非常に残虐に使われたということがきっかけになったこともありました。こういった非人道的な行為を戦争犯罪として厳しく裁かれるべきだと思いますね」と厳しい表情で話した。

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2022年4月4日のニュース