古市憲寿氏 台東区の花見ルールに「ゴールを考えない規制ってばかのすること」「頭の悪い行政の人が」

[ 2022年4月4日 10:55 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が4日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。国内で3日、新たに4万7345人の新型コロナウイルス感染者が報告されたことに言及した。

 前週の同じ曜日から約4000人増えた。内訳は東京7899人、神奈川4244人、大阪3760人、埼玉3702人など。死者は東京9人、兵庫6人、千葉3人など計34人が確認された。厚生労働省によると、重症者は前日から8人減って510人となった。

 番組では、東京都墨田区と台東区にまたがる隅田公園の「お花見ルール」について、墨田区がシートでの飲食を認めているのに対し、台東区が「コロナ対策のために飲食や酒、シートを広げることの自粛をお願いしている」と認めていないことを伝えた。これについて、MCの谷原章介が「まだ、こうやってまん防(まん延防止等重点措置)が解除されても区によってルールの違いの混乱、あるじゃないですか。どう思います?」と聞くと、古市氏は「ゴールを考えない規制ってばかのすることかなって思うんですね。台東区なんかもコロナ対策って言ってますけど、台東区のゴールって一体何なんでしょうね。世界中からコロナが根絶されるまで、そんなこと無理ですけど、その日までこうやってお花見の制限をするのか。それともただ単純に世の中の空気を見ているだけで、そんな深い考えもなく、例えばオープンエアの場所でシート広げてご飯を食べることが、今は普通に飲食店やってますけれども、飲食店でご飯を食べることと比べてどれくらい危険なのかとか、ちゃんと吟味した上で考えているとは到底思えないんですね」とコメント。

 「本当のコロナ対策という意味ではなく、マナー違反とかルール違反とか違う何かを規制したいために、コロナっていうものが都合よく、もしくは何も考えもなく惰性でコロナ対策だからこれはダメっていうふうに思考停止しちゃってる、ちょっと頭の悪い行政の人がまだいるのが心配だなってことは思いました」と自身の考えを話した。

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2022年4月4日のニュース