高橋杉雄氏　ウクライナの状況「戦争はこれくらい続くものだが、だんだん悪い情報がひどくなっている」

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　防衛研究所・防衛政策研究室長の高橋杉雄氏が4日、TBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。ロシアのウクライナへの侵攻について言及した。

　ロシア軍が撤退したウクライナの首都キーウ（キエフ）周辺では市民の深刻な犠牲が判明、人口約3万7000人のブチャだけで280人の遺体を集団埋葬したとフェドルク市長が2日明らかにした。14歳の子供も殺害されたという。路上では平服姿の市民の遺体が多数散らばっているのが確認された。ゼレンスキー大統領はキーウ周辺の惨状を「ジェノサイド（大量虐殺）だ」と非難した。一方、首都キーウに一時迫ったロシア軍はマリウポリを含む東部2州に戦力を振り向け、完全制圧に出ている。

　MCの恵俊彰に「40日経ちましたけれども、いかがですか、この状況は？」と聞かれた高橋氏は「戦争というのはこれくらいは続くものではあるんですけれども、だんだん悪い情報がひどくなっているのが嫌な感じがしますね」と自身の見解を述べた。