橋下徹氏「本当にどうしようもないね、今の国会議員は」 選挙の“あの制度“をバッサリ!

[ 2022年4月4日 12:52 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が2日配信のABEMA「News Bar橋下」(土曜後9・00)にゲスト出演。選挙制度について語った。

 この日のゲストは「モーニング娘。」の元メンバーの市井紗耶香。市井は昨年8月、今夏の参院選に立憲民主党の比例区候補として立候補することを表明したが、今年1月になって立候補を辞退した。橋下氏が「立憲民主党が嫌いになったわけってじゃない? 枝野さんとか蓮舫さんが嫌いになったとかそうじゃない?」と質問すると、市井は「そういうわけではないですけど。純粋に大変過ぎて…」と苦笑い。立候補を辞退した理由について、「子どもも日々成長していきますし、進学もしていきますし、コロナの中の2年間、凄い大変だったんですね。その中で自分が政治活動をやっていくって、あまりにも現実的ではないなっていうところと、体調面も自分の中では違うかなというか。もう少し違うアップデートの仕方というか、伝えられる方法があるんじゃないかなっていうふうに(思った)」と説明した。

 これに対し、橋下氏は「(選挙の)仕組みを何とかしないと」とキッパリ。「国会議員は国民の代表だから、国民の平均というか、職種だったり、男女はもちろん、1億2000万人の構成がそのまま国会に反映しないと日本の代表にならない。でも、永田町に行くと妖怪みたいなお爺ちゃんがいっぱいいて、どう考えたって日本国民の平均じゃないでしょ」と指摘した。

 さらに橋下氏は「僕は比例代表の方で、子育て女性に一定の枠を与えるとか。それが比例代表の本来の仕組みなわけ」と提案。「今は小選挙区に出る人が落ちた場合の保険として比例代表に重複立候補している。本当にどうしようもないね、今の国会議員は」と切り捨てた。この発言に市井も同意。「その制度、不思議ですよね。ちょっとズルいって思っちゃう感じはありますね」と不満顔だった。

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