高橋真麻　ウィル・スミスのビンタに同情「ちょっと理性があったからグーじゃなくてパーで」

フリーアナウンサー高橋真麻
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　フリーアナウンサーの高橋真麻（40）が29日、日本テレビ系「スッキリ」（月～金曜前8・00）に出演。27日（日本時間28日）に行われた第94回アカデミー賞授賞式で、プレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロック（57）が俳優のウィル・スミス（53）とその妻のジェイダ・ピンケット・スミスを侮辱するスピーチをしたことを受け、ウィルがクリスの顔を平手打ちした件に言及した。

　クリスはスピーチ内で、ジェイダの髪形を侮辱した。米メディアによると、ジェイダは脱毛症に悩まされ、昨夏ごろから短髪にしている。ウィルはステージへ上がり、クリスの顔面に強烈な平手打ちをし、マイクを通さず放送禁止用語で応戦した。その後、主催団体のアカデミーは「いかなる暴力も許さない」とし「正式な調査を開始した」との声明を発表。クリスは米メディアに対し、被害届を提出しないことを明らかにした。

　高橋は「ジョークを言われている時の奥様の表情が何とも言えなくて、ご家族って病気でどう悩んでいるか、それをどう乗り越えるかっていう過程を見てきているから、その場でジョークにされてすぐ許せるっていう器の問題もなく、辛かったのかなと思う」と同情。「ビンタしたのもちょっと理性があったからグーじゃなくてパーで行ったのかなとか…」との見解も示した。

　賛否両論が出ていることにも「ウィル・スミスの気持ちはわかるんですけど、世界的にどんな精神的差別発言をされても、肉体的な暴力で返してはいけないっていう風潮があるから、賛否両論に広がっているのかなと」とも理解を示した。