加藤綾子 ウィル・スミスの心境推察「自分が傷付けられる以上のことだったんだろうな」

[ 2022年3月29日 18:53 ]

フリーアナウンサーの加藤綾子
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 フリーアナウンサー加藤綾子(36)が29日、キャスターを務めるフジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に生出演し、第94回アカデミー賞授賞式で、米俳優ウィル・スミス(53)がコメディアンのクリス・ロック(57)に平手打ちを食らわせた騒動について私見を語った。

 スミスは27日(日本時間28日)に米ロサンゼルスで行われた授賞式に出席。プレゼンターとして出席したロックが、スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスを侮辱するスピーチしたことに激怒し、壇上に上がりロックの顔面をビンタした。その後、「ドリームプラン」で主演男優賞を受賞した際のスピーチでは、自身の行為を謝罪し、ロックにもSNSで謝罪の言葉をつづった。

 脱毛症のため頭を丸刈りにしているジェイダをからかう発言が発端だったが、ロックは脱毛症の事実を知らなかったとの報道もある。加藤は「脱毛症で自分で意図しないで髪をそったんだというのを聞いただけでもつらいのに、それをジョークにするって…。へえ、信じられないなって思っちゃいましたけど」と苦言を呈した。侮辱発言を受け、困惑した表情を見せたジェイダには、「表情を見ても複雑な気持ち、つらそうな表情でしたよね」と同情していた。

 晴れの舞台で暴行に及んでしまったスミスについては「勝手な想像ですけど」と前置きしつつ、「ウィル・スミスも、自分のことをいじられていたら笑顔で会話していたと思うんですけど、大切か家族がからかわれる、しかもつらいところをみんなの前でいじられるというのは許せないことだし、自分が傷付けられる以上に傷付くことだったんだろうなと思います」と推察した。

 コメンテーターとして出演した元外交官の宮家邦彦氏は、「このコメディアン、何だかね?ウクライナのコメディアンの大統領の方がはるかに立派だよね」と、コメディアンから政界進出したウクライナのゼレンスキー大統領と比較し、ロックの発言を批判。「もし僕が自分の女房が一番気にしていることをこんな形でやったら、そりゃあ絶対に許さない」と語気を強め、「僕だったら、後知恵だけど、つかつかっと上がっていく。『おい!クリス!謝れ!謝れ!』と諭します」と話した。

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