橋下徹氏 ウィル・スミス騒動「これで暴力許しちゃったらプーチン大統領の軍事侵攻もいいのかって話に」

[ 2022年3月29日 15:57 ]

橋下徹氏
Photo By スポニチ

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が29日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演。27日(日本時間28日)に行われた第94回アカデミー賞授賞式で、プレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロック(57)が俳優のウィル・スミス(53)とその妻のジェイダ・ピンケット・スミスを侮辱するスピーチをしたことについて言及した。

 クリスはスピーチ内で、ジェイダの髪型を侮辱した。米メディアによると、ジェイダは脱毛症に悩まされ、昨夏ごろから短髪にしている。ウィルはステージへ上がり、クリスの顔面に強烈な平手打ちをし、マイクを通さず放送禁止用語で応戦した。その後、主催団体のアカデミーは「いかなる暴力も許さない」とし「正式な調査を開始した」との声明を発表。クリスは米メディアに対し、被害届を提出しないことを明らかにした。

 橋下氏は「ウィル・スミスさんの気持ちは凄い分かります」とした上で「だけど、その立場だったら自分の想像とか腹の中で殴り倒しますかね。立場があるから、もしこれで暴力許しちゃったらプーチン大統領のああいう軍事侵攻もいいのかって話になってしまうから、こういうことがあったとしても、公の場で暴力っていうのはこれは認めるわけにはいかないでしょうね」とコメント。「でもそれだったら、言った方に(クリス)ちょっと制裁がないとダメなんじゃないですか」と自身の受け止めを述べた。

続きを表示

2022年3月29日のニュース