前田裕二氏 ウィル・スミスのビンタ騒動に「どちらも正当化されるべきではない。是非という議論じゃない」

[ 2022年3月29日 10:04 ]

「SHOWROOM」前田裕二氏
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 ライブ動画配信サービス「SHOWROOM」社長の前田裕二氏(34)が29日、コメンテーターを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。27日(日本時間28日)に行われた第94回アカデミー賞授賞式で、プレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロック(57)が俳優のウィル・スミス(53)とその妻のジェイダ・ピンケット・スミスを侮辱するスピーチをしたことを受け、ウィルがクリスの顔を平手打ちした件に言及した。

 クリスはスピーチ内で、ジェイダの髪形を侮辱した。米メディアによると、ジェイダは脱毛症に悩まされ、昨夏ごろから短髪にしている。ウィルはステージへ上がり、クリスの顔面に強烈な平手打ちをし、マイクを通さず放送禁止用語で応戦した。その後、主催団体のアカデミーは「いかなる暴力も許さない」とし「正式な調査を開始した」との声明を発表。クリスは米メディアに対し、被害届を提出しないことを明らかにした。

 前田氏は今回の問題について「どちらも正当化されるべきではない。是非という議論じゃないと思う。両方悪いし、両方謝るべきだと思う」と強く主張した。そのうえで「ただ、身体的な暴力は何があっても許されるべきではないって言うのは大前提として、今回は言葉の暴力、本人というよりも、本人の愛する人に向けられたということで、比べてはいけないと思うけど、ビンタ1発の痛みってすぐ抜けてなくなるものですけど、言葉の痛みって本当に刺さったままずっと残るという性質だと思うので、暴力のほうがより上で言葉の暴力のほうが下という議論があるなら、それは違うなっていう気もします」と見解を示した。

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2022年3月29日のニュース