「おくりびと」滝田洋二郎監督 「ドライブ・マイ・カー」受賞は「若い作り手に大きな刺激」

[ 2022年3月29日 05:30 ]

第94回アカデミー賞授賞式

滝田洋二郎監督
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 日本映画として自身の「おくりびと」以来13年ぶりとなった「ドライブ・マイ・カー」の栄誉に、滝田洋二郎監督(66)は「おめでたいことです」と濱口監督はじめ関係者を祝福。「(こちらは)受賞こそなりませんでしたが、作品賞、監督賞、脚色賞の“本選”3部門にノミネートされたことの意味は物凄く大きい」と続けた。

 「普遍的なメッセージを世界中の人が評価した。今の時代、海外ではさまざまな地域の資本やアイデアが美しく融合した映画が作られている。日本もそうした時代に入っていくでしょう。濱口監督の出現は若い作り手に大きな刺激になったと思います。新しい才能を後押ししていきたいし、僕自身もまだまだ頑張りますよ」と力強く語った。

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2022年3月29日のニュース