谷原章介 木下ほうかを断罪「真っ先に女性に謝罪していただきたかった」 講習の必要性も訴える

[ 2022年3月29日 08:14 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(49)が29日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。複数の女性に性行為を迫ったなど「性加害」を報じられたことを受け、芸能活動を無期限休止すると発表した俳優の木下ほうか(58)について言及した。

 木下は23日、「文春オンライン」で「性加害」疑惑を報道された。記事では、2人の女優が2011年に木下から性行為を強要されたと訴えた。1人は演技指導の名目で木下の自宅に行った際の行為を告発。もう1人に対しては、木下は「いろんな監督を紹介してやれる」と話していたといい、いずれも優位な立場を利用して関係を迫ったものだった。

 報道を受け、事務所公式サイトは28日、木下と合意のもと契約を解消すると発表。その後、木下自身もSNSで「一部事実と異なる点や10年程前のことで記憶にないこともございますが、概ね間違っておりません」と報道を認めて謝罪し、「芸能活動については全て無期限に休止させていただきます」とつづった。

 このニュースがホットワードラインキングで2位に入ったことを受け、谷原は「僕自身はほうかさんとは何度も共演もありますし、役者の先輩でもあります」としたうえで「最初に思ったのは非常に残念だなと。何が残念って、僕たち役者というものは人を楽しませるためにこういう仕事をしているわけであって、その立場を利用して自分の欲求を満たすということは僕は考えられません」と断罪した。また「これだけコンプライアンスが叫ばれて、一般の会社員の方とかハラスメントの講習を受けて、相当きちんと対処しているにもかかわらず、やっぱり役者の中でコンプライアンスの高まりってないんだなって、あらためて実感をしました。事務所単位でやるだけでなく、コンプライアンス、講習みたいなことをしなきゃいけないじゃないんだろうかと、強く思います」とコメントした。

 さらに「一番残念なのが、謝罪の言葉が出るのがあまりにも時間が経ちすぎていた。真っ先にその女性に対して、今回のことが一部違うとは言いながらも、ご自身で覚えがあるのではあれば、その女性に対して、まずは真っ先に謝罪していただきたかったなと思いました」とカメラを真っ直ぐに見て、強く訴えた。

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2022年3月29日のニュース