キダ・タロー NHK「生活笑百科」最終回で番組テーマ曲の歌詞を初披露 神野美伽歌唱で37年の放送に幕

[ 2022年3月7日 22:19 ]

キダ・タロー
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 37年間放送されたNHK「バラエティー生活笑百科」(土曜後0・15)の最終回が7日、大阪市の同局で収録され、司会の落語家桂南光(70)らが出演した。

 収録は26日、4月2日放送回(予定)の2本撮り。「本当に長い間、ありがとうございました。取り直しはなかった?」。昨年8月に他界し、「四角い仁鶴がまぁ~るくおさめまっせ~」のフレーズで親しまれた故笑福亭仁鶴さん(享年84)の後を継いだ南光が、4月2日放送回のラストで笑いを取りながら通算1792回目を締めた。

 当初は今月26日が最終回だったが、5日の放送回がウクライナ情勢のニュース番組に差し替わったため、4月2日に最終回が移った。そのゲストは作曲家キダ・タロー(91)。ゲスト出演が1位の19回目に達したキダは「大阪くさいええ番組。ずっと続いたらええなと思ってた」と番組終了を惜しんだ。

 恒例の法律相談の後、エンディング前には自ら作曲した番組テーマ曲に歌詞が存在したと明かした。「3分間くらいの長い歌だけど、(番組で)使われているのはケツの部分だけ」。歌詞には3番まであり、「土曜のお昼は…」とゲスト出演がキダと同じ19回になった歌手の神野美伽(56)が最終回にして初の歌唱を披露した。

 「この番組で私は育ててもらったようなもの。原点はこの笑百科。有終の美を飾られましたね」。13年までレギュラー相談員を務めたタレント上沼恵美子(66)が最終回にビデオメッセージを届けた。28歳から「浪速のヤング主婦代表」として出演した。

 最後の質問は「オール阪神・巨人」ら豪華リレー漫才で紹介され、大阪放送局制作らしくにぎやかに長寿番組は幕を下ろした。

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