カズレーザー 橋下徹氏のロシアの侵攻巡る意見に「どこを妥協点にするかはウクライナの人々の判断」

[ 2022年3月7日 09:13 ]

「メイプル超合金」のカズレーザー
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(37)が7日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ウクライナ治安当局が核物質を扱う東部ハリコフの物理技術研究所の敷地に6日、ロシア軍がロケット弾を撃ち込んだと発表したことに言及した。

 ハリコフ物理技術研究所は、同研究所のウェブサイトによるとウクライナ最大の物理研究施設の一つ。ソ連時代の1928年に開設され、ソ連の核物理研究をリードする存在だった。日本の旧ソ連非核化協力技術事務局によると、ソ連時代に製造された核物質が搬入、保管されており、日本政府はテロを防ぐための外周防護システム強化などの支援を行った。

 MCの谷原章介が、ロシア軍のウクライナの原子力発電所を攻撃していることも踏まえ「核兵器をちらつかせているプーチン大統領。実際、核施設へのこの攻撃、どう思われますか」と聞くと、カズレーザーは、ロシア側が核開発しているためハリコフ物理技術研究所を攻撃していると主張していることに、「これがウクライナの核開発ということにつながらないと思いますし、もともと原子力発電所を動かす技術があれば、レベルの低い核兵器っていうのは基本的につくれる、転用することはできる。ただそれは発射する技術とはまた別の問題で、これを例えば占領して、核開発の兆候があるってことをロシア側が報告したところで、それが国際的に理解は得られないと思いますし、例えばイラクで米国が大量破壊兵器を見つけられなかったようにでっち上げっていうのは難しいと思いますね。そしてそれに説得力を持たせるっていうのは不可能だと思います」と話した。

 ここで元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が割って入り「ただカズさんね、これ(ロシアは)国連の安全保障理事会の理事国なので、僕らがでっち上げだ、でっち上げだと言っても彼らがそれを認めなかったら、これを最終判断する機関がないので、やっぱり僕らがでっち上げだと言っても最後はやっぱり西側とロシア側での話で解決するしかないと思うんですけどね」と話すと、カズレーザーは「どこを妥協点にするかはウクライナの人々の判断だと思いますね。妥協点はもうそろそろ見つかることにはなると思います」と自身の考えを述べた。

続きを表示

2022年3月7日のニュース