陣内智則 「R-1」審査でプチ炎上「真摯に受け止めて」 「もうひと展開」の多用に「僕の語彙力のなさ」

[ 2022年3月7日 23:00 ]

陣内智則
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 お笑いタレントの陣内智則(48)が7日、自身の公式YouTube「陣内智則のネタジン」を更新。前日6日に行われた「R―1グランプリ2022」について振り返った。

 2002年から開催されている史上最大の“ピン芸日本一決定戦”の「R―1グランプリ」で5年連続審査員を務めた陣内は「【R-1グランプリ2022振り返り】審査を批判されてる事についても語ります」と題してYouTubeを更新した。

 冒頭に「昨日終わってから寝れなかった。やっぱりR-1という審査のフリップ芸、一人コント、歌ネタ、ギャグ、モノマネとか、いろんなジャンルの芸人がいるから。その判断が僕の中で、昨日ずっと寝れずに『難しかったな』っていうのがあって。案の定ね、批判されてるんですよね」と陣内のコメントや点数にネットではプチ炎上となっていた。

 批判の意見に対して陣内は「言ってる方、『何でやねん』って思ってないです。真摯に受け止めて。僕はネットを気にするタイプじゃないですけど、気にはしないけど、受け止めることはしないといけない。批判を受けることは、僕が帰って寝れなかったというのが答え」と語った。

 ネットに上がった批判の声に「クリックする勇気がなかった」とし、スタッフが代読した。「もうひと展開…」というコメントばかりしていたという指摘に「同じピン芸人として、僕も賞レースに出たことがあるので、畳み掛けというか、もう少しツカミほしいなとか、早くほしいなとかあった。僕が求めてしまうのは、『もっと来てくれ、もっと来てくれ』っていうのがありすぎて。『R―1』というものをもっとお客さんが笑ってほしいからという思いが強すぎて『もうひと展開』しかないのよね」と明かした。

 さらに「何やろね。自分のネタの中で、こういうツカミがあって、こういうボケがあったら、ちょっと崩して違う目線で行きたいとか。もちろん、みなさん面白いのはわかってるから、僕の中でもうちょっと欲しいと求めた結果、ああいうコメントになってしまった。これは受け止めます。僕の語彙力のなさ」と続けた。

 また、今回の「R―1」では2位が同率で3人で並ぶ珍事。陣内はお見送り芸人しんいち「92点」、吉住「91点」、渡部おにぎり「93点」をつけていた。決選投票ではお見送り芸人しんいちに1票を投じた。この審査の矛盾に「渡部くんはおもろかった。ただ、次もう1本ネタを見るなら」とした。

 また「僕の中でこれは正直な話、アカンことはわかってるけど」と前置きし「やっぱりピン芸人をもう1回見たいなと純粋に思っちゃった。その時にお見送り芸人しんいちの得点が僕の中で本当はもうちょっと上げとかなアカンかったんちゃうかと思った」と、お見送り芸人しんいちを選んだ理由を明かした。

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2022年3月7日のニュース