フジ7年ぶり大改編 新番組は13、“水10”に男性向けドラマ、「占っても-」は月曜に枠移動

[ 2022年3月7日 12:49 ]

フジテレビ社屋
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 フジテレビは7日、4月期の改編発表会をリモートで行い、水曜午後10時に新たなドラマ枠を設けることを発表した。

 同枠で4月13日スタートの「ナンバMG5」は、数々の人気ヤンキー漫画を手掛ける小沢としお氏の同作と「ナンババッドエンド」を映像化。主演は間宮祥太朗が務める。ヤンキー一家に育ち、金髪に特攻服姿だが、実は普通の高校生になりたい願望を持つという少年の波瀾万丈の物語。中村百合子編成部長は「この枠のコンセプトはニューヒーローということで、男性俳優主演で様々なタイプのヒーロー像をビビッドに描いていく、そんなラインナップを考えています」と説明した。

 レギュラードラマ枠は4から5に増枠となる。水10のターゲット層は若い男性となり、今後も継続する予定。中村編成部長は「水10ドラマ枠は5つ目の枠になりますので、よりコンセプチュアル(コンセプトをしっかり立てる)にすることで、既存枠との差別化を図りながら、視聴者に深く刺さるエキサイティングなドラマをラインナップしていきたい」とした。

 同時間帯に放送されていた占いバラエティー「突然ですが占ってもいいですか?」は、月曜午後11時に枠移動する。個人視聴率が倍増した午後9時からの連続ドラマ2本に続けることで、女性視聴者層のさらなる定着を狙う。

 今回の改編でスタートする新番組は13。すべての時間帯に新番組が生まれる、同局にとっては7年ぶりの大改編となる。中村編成部長は「おもしろいことにもっとどん欲に、新しいことにもっと果敢に、番組作りにまい進していき、新しくなることだけがゴールではなく、視聴者の皆様に感動や笑い、刺激をもっともっとお届けしたい」と意欲を語った。

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2022年3月7日のニュース