フジ解説委員・風間晋氏 ウクライナ人が国外退避した場合は「国がなくなっているっていう可能性が」

[ 2022年3月4日 12:02 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が4日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演し、ロシアのウクライナへの侵攻について言及した。

 ウクライナの人の国外退避も選択肢の一つという意見を巡り、MCの谷原章介が「国民が全員逃げてしまって命をつないでもウクライナって国は残るんですかね?」と聞くと、風間氏は「そこが問題で20年、30年というスパンで考えた時に、戻る国がなくなっているっていう可能性は当然あるわけで、ヨーロッパの歴史を見ると国がなくなってしまったってことはいくらでもあるんですね」とし、「一方で例えば第二次世界大戦の際にフィンランドがロシア、当時のソ連に対して徹底的に戦ったことによって降伏したんですけれども、その後に独立国としてフィンランドという国を維持できたっていう例もあるわけです。ですからここは歴史的に考えて、どうするのがその国のため、国民のためにベストなのかっていうのは簡単に結論が出るわけではないと思います」と自身の考えを述べた。

 これに対し、谷原は「やっぱりウクライナの方の選択ですし、これは僕たち西側の国の代理の戦争みたいな側面もあったりもしますしね」と話していた。

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2022年3月4日のニュース