ロバート秋山 恩人・梅宮辰夫さんとの交流を明かす 子どもの誕生祝いは「粋だなと」 実父との関わりも

[ 2022年3月4日 14:28 ]

ロバート・秋山竜次
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 お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次(43)が4日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。2019年12月に他界した梅宮辰夫さん(享年81)との交流を振り返った。

 司会の黒柳徹子から「梅宮辰夫さんと意外な関係があるのはどなた」と振られると、秋山は「本当にお世話になりました」と話して梅宮さんのお面を使った「体ものまね」を披露した。2012年にできたネタで、「10周年を迎えます。一つのパフォーマンスです。ボディーパフォーマンス」とも紹介した。

 「体ものまね」を始めたきっかけについては、「この体がもともと凄い梅宮さんというか大御所の体に似てるなってなって、30代の頃から。結果これができたんですけど」と説明した。最初は事務所には伝えていたものの、梅宮さん自身の許可は取らずに続けていたが、1年ほどたち番組で梅宮さんと初めて対面。梅宮さんからは楽屋で「お前か、俺の顔使って好き放題やってるってやつは。お前えらい人の顔で出まくってんな」と言われたものの、写真も自由に使っていいとした上で「好き勝手やってくれて構わないし、ただちゃんとやるからには一つの芸にしてくれよな」と激励を受けたという。

 秋山に子どもが生まれた13年には梅宮さんから祝福の電話が入った。留守番電話に「おー、おめでとう。子ども生まれたらしいな。お祝いとかそんなんじゃなくて、何にしようか考えたんだけど、お前を俺のクルーザーに乗せて熱海の沖で、俺と同じおてんとさんを浴びる状況で、日焼けさしてあげるから、好きな時に言ってこい」との連絡があり、秋山は「粋だなと思って」と感動したとした。

 梅宮さんが他界後には墓参りにも出かけた。「去年の年末、行かしていただきました。(娘の)アンナさんと。僕がかしこまり過ぎちゃって『そんなんじゃないのに、もっとラフに来てくれて良かったのに』って言われました」と振り返った。

 さらに梅宮さんは秋山の父とも意外なかかわりがあった。秋山の父はかつて大部屋俳優で、梅宮さんが主演した映画「不良番長」シリーズに出演したことがあった。秋山は、父は息子がそんな大先輩の「体ものまね」をすることについては「やっぱ良くは思ってなかったみたいですね。『うちの息子はあの梅宮さんのことをなんて笑いにしてくれてんだ』と思ったみたいですね」と苦笑いだった。

 それでも梅宮さんの「生誕80年・芸能生活60年を祝う会」が18年に行われた際には「『親父も呼んでもいいですか』ってダメ元で聞いて見たら、マネジャーさんを通して『どうぞどうぞ』ってなって」。父に伝えたところ、「行く、すぐ行く」と北九州から上京し、パーティーでは梅宮さんにサングラスをプレゼントしたとし、「感動してました。息子を通じてですけどつながって、梅宮さんがテーブルに来てくれるんですよ。めっちゃ緊張してて。親父も我慢できなくなって、サングラス越しですけど泣いてましたね。嬉し過ぎたんでしょうね」と回顧。「メチャクチャいい思い出でした。親父にもいいプレゼントでしたね」としみじみと話した。

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2022年3月4日のニュース