坂上忍 山梨女児不明 未だ続く家族への誹謗中傷 「ひどい。暇人レベルで片付けられるものではない」

[ 2021年9月24日 15:56 ]

坂上忍
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 俳優の坂上忍(54)が24日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に出演。ネット上の誹謗中傷への厳罰化について、誹謗中傷を書き込む人への怒りをあらわにした。

 2019年9月に山梨県道志村のキャンプ場で、千葉県成田市の小倉美咲さん(9)が行方不明になってから21日で2年たち、母とも子さん(38)ら家族は今も誹謗中傷に苦しんでいることが伝えられた。自宅や車の写真を撮りに来てネットに投稿されるなどの被害にも遭い、現在7件の情報開示請求訴訟を起こしているという。現在の訴訟手順では投稿者の住所・氏名が開示されるのに10カ月かかり、損害賠償請求訴訟にはさらに時間が必要な状況だ。

 坂上は「(誹謗中傷を書き込む人は)何を根拠にこんなこと言っているのかわからないですけど、こういうこと書いてる人は実際に痛い目見ないとわからないんだろうからね。ひどいよ。暇人レベルで片付けられるものではない」と怒りを込めた。

 来年から投稿者を特定するための情報開示裁判が簡略化され、刑法「侮辱罪」厳罰化も検討されていることについて「当然だと思う。厳罰化も含めてもっとスピーディーにならないのか」と沈痛の面持ちを浮かべた。

 スタジオに出演した土田晃之(49)は「匿名ってのが一番問題。システム自体変える必要がある。特定もすごく時間がかかる。簡単にわかるようにすべきだし、そうしないと警察も動いてくれないでしょう。コメント書く人はすぐに書けるんだから、それに対して訴える時にこんなに手順踏まなきゃいけないのは話にならない。もっと厳しくやっていいと思う(誹謗中傷の投稿を)簡単にできちゃうのが問題。身元特定できるシステムにしないとダメ」と共感した。

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2021年9月24日のニュース