「おかえりモネ」百音&菅波先生 結婚保留!ネット安堵&心配も「お別れじゃなく」「永すぎた春の可能性」

[ 2021年9月24日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第95話。百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)の結婚は保留に(C)NHK
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 女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は24日、第95話が放送され、第2部「東京編」が完結した。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 第95話は、菅波(坂口健太郎)に頼まれ、宮田(石井正則)がホルンの演奏を披露。優しいホルンの音色は、百音(清原)の背中を押してくれる。数日後、百音はJテレの仕事について“ある決意”を高村(高岡早紀)に伝える。そして、ウェザーエキスパーツの新規事業審査会。地域密着型の気象予報士を活用する企画を発表、自分の思いの丈を皆に語る。それを聞いた安西(井上順)は…という展開。

 汐見湯。宮田のホルンを聴き終えた2人。

 百音「音楽って、こんなにも背中を押してくれるものなんですね。私、強くて力がないと、誰かのために働いたりなんかできないって思ってました。でも、宮田さんも、うちのおじいちゃんも、うちの家族も、地元の人たちも、ホントは強くなんかいられないし、力もそんなにあるわけじゃない。なのに、明るいし、元気だし、何より凄く楽しそうで。それで、私の方が元気をもらう。私、島に戻ります。すいません、勝手に決めて」

 菅波「謝ることはない。突然東京に戻る僕だって勝手だ。気仙沼と東京か」

 百音「また遠いですね」

 菅波「結婚は…保留だね。とにかく2人の仕事が落ち着いてからじゃないと」

 百音「一緒にいるって、どういうことでしょう?」

 菅波「一緒に2人の未来を考えるってことじゃないですか」

 百音の社内プレゼンに対する安西の判断は、新事業としては認められないが、地方営業所の扱いにし、社員のまま基本給と初期費用30万円は支給。朝岡(西島秀俊)は「ただし、2年で結果を出してください」と安西の意向を伝えた。

 2014年春の出会いから、約5年半。ゆっくりと距離を縮め、19年9月、ついにプロポーズも…(第91話、9月20日)。SNS上には「よかった、お別れじゃなくて」「もう入籍だけでもしちゃえよ君たち」「それでいい、それでもいいよ。モネと菅波が一緒にいる未来を模索し続けるのなら」「先生は本当はすぐに結婚したいはずー。なのに、モネちゃんの気持ちを汲んで保留にしようだなんて、ホントできた彼氏だよー」「最後のモネちゃんの首振りは何なの」「また敬語になってきて、距離感」「永すぎた春みたいになる可能性も」「どこか噛み合っていないような気がしていた菅モネ。その違和感を、ここまで納得のいく着地をする脚本さすが。区切られたその2年後がまさに今っていう震える展開」などの声が相次ぎ、反響を呼んだ。

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